2012年12月19日水曜日

国会図書館のすすめ [#vgadvent2012]

※この記事はAdvent Calendar 2012 - Voyage Group Engineer blog - の一環として書かれています。

いやはや、Advent Calenderに向けて放置してたブログを書いたりデザインを一新したりする野望を抱えていたのですが、あえなく当日を迎えてしまいました@takkyuuplayerです。

土日は意外とやることが少ない


社会人になって土日の有難さが分かる、とは言いますが私が社会人になって感じたのは規則正しい生活の心地よさと「土日は意外とやることが少ない」ってことです。普段ずっと椅子に座りっぱなしだから運動でもするか!と意気込んでいてもいざ土日を迎えると体を動かす気力を失ってしまいます。そこでお勧めなのが国会図書館です。

自転車で国会図書館へ行こう


もし自宅から国会図書館への距離が10km程度なら、是非自転車で国会図書館へ乗り込みましょう。片道40分ほどでなまった体にはちょうど良い運動量です。




自転車置き場から眺めた国会図書館


なぜ国会図書館なのか?


図書館は近くにあるのに、なぜわざわざ遠い国会図書館まで足を運ぶのか?それは日本で出版された全ての本が読めるからです。国会図書館には納本制度というものがあります。
 「納本制度」とは、図書等の出版物をその国の責任ある公的機関に納入することを発行者等に義務づける制度のことです。わが国では、国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。
納本制度|国立国会図書館―National Diet Library http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/deposit.html

国会図書館の本は館外へ持ち出すことはできません。そのため普通の図書館のように借りて家で読むということもできないのですが、代わりに朝一で行けばどんな人気の本でも読めるというメリットがあります。私の場合平日はエンジニアリングの本しか読みませんので、国会図書館では営業の人とかの日報で挙がった非エンジニアリング関係の本や、学生時代に打ち込んだ理数関係の本を読むことにしています。

また国会図書館では一切外に出ることなく丸一日遊べます。なんと館内には「食堂・コンビニ・カフェ」が存在します。食事をしに外へ出る必要は無く、値段も学食と同等の安さです。空調も完璧、電源もあります。さすがに無線LANはありませんが、むしろ気付いたらネットサーフィンにならなくて済むのでよいのではないでしょうか?

もちろん運動のきっかけを作れることも国会図書館へ行く理由の1つです。週に一度とはいえ、往復90分弱のサイクリングはデスクワークで衰えた体を引き締める効果があります。

国会図書館に弱点ってあるの?


一見完璧に見えますが、この世に完璧はありません。国会図書館にももちろん弱点があります。まず致命的なのは日曜日が休館日なことです。図書館は月曜日が休館日と相場が決まっていそうなものを、国会図書館は日曜日に休みます。日曜日もやっていれば土日の使い方は確定したのですが・・・。

もうひとつたまに傷になるのが立地条件です。隣に国会議事堂があるということは、当然そこでデモが開催される可能性があります。図書館という性質上基本は静かなのですが、デモが始まるとやや騒々しくなります。

雨が降ったらOASISへ


いかがでしたでしょうか?国会図書館の魅力は伝わりましたでしょうか?私はそんな国会図書館の魅力に惹かれ、雨の日も風の日も毎週欠かさず行っている、と言いたいところですがさすがに雨が降ると自転車では行けません。かといって電車で行く感じでもないのです。そんな時は会社の図書館OASISへ行きます(盛った)。OASISにはビジネス・テクノロジー・アイデア・マンガという4つのジャンルの本が取り揃えられています。同じIT業界に興味を持った同士、本の趣味も似ていて楽しいです。


社内用ライブラリ OASIS

次回予告

次回のAdvent Calender担当は@hagino3000さんです。

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